東国原知事が徴兵発言で釈明 今度は「徴農制」http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071129/lcl0711292124005-n1.htm
Wikipediaのそのまんま東の項の不祥事の節に書いてあるようなことを覚えている私と同じ年代以上の年齢の人間の中には、若者の規範意識云々の話を「今時の若者だって、オマエさんにだけは言われたくないだろうよ」と思った人が私以外にもいたんじゃないかね。選挙の「禊」を経て知事様になったから昔のことは棚上げなのか、それとも自分が若い頃に好き勝手に暴行や淫行事件を起こして酷かったから他人も強制的に矯正してやらないといけないほど酷い筈だと思うのか…。
(たけし軍団ってひょっとして名前どおりに規律正しい軍のような組織であって「学校教育が補えない中で、心身を鍛錬する場」であり、そのメンバーとして知事様は心身が鍛錬されたとでも?w 万が一仮にそうであったとしても東知事はたけし軍団に志願したわけで別に強制徴募されたわけじゃないよね?)
まぁ、徴兵にせよ、徴農にせよ、相手が若ければ、教育の名の下に一律強制徴募して働かせることに何の疑問も感じない、人権感覚の希薄な人が知事になっちゃったんだってことはよくわかった。
「この国の道徳観の崩壊を心配しての発言と解釈してほしい」とした上で、知事は「例えば徴農制とかで一定期間、農業を体験するとか、介護、医療、災害復興の手伝いなどをある程度強制しないと今後の担い手不足、社会構造の変化に付いていけないと危惧(きぐ)している」(←リンク先の記事から引用した知事発言)
今の現役世代が引き起こした結果を若者(次世代)に強制労働させて「解決」ってどんな無責任な政策だろうか?年齢を理由に十把一絡げに不道徳者扱いされた挙句、裏づけ希薄な思いつきで教育と称して強制労働の義務をホイホイ追加で課されちゃ、若者じゃなくたってたまらんだろうよ。
本質は経済的、政治的であるような問題を「道徳」や「教育」という耳障りが良くて反論しにくい言葉を被せて隠蔽し、反論しにくい立場にある人間へ責任を押し付けてにして責任逃れを図るんて実に悪質なやり口だ。
その昔、「3K」が喧伝されたときもまるで若者の気風や教育のせいのように言う風潮があったが、担い手がないのはその分野の産業に必要な投資がなく、他の職業と比較して十分に労働の対価が払われないからだろうに。市場原理が本当に正しく働いているなら人手不足のジャンルでは支払われる対価が上がるはずだがそうなっていないから人手不足は解消しない。仕事がしんどい上に社会的評価まで低い仕事に自発的に就きたがる人間が沢山居る筈があるだろうか?(労働の対価は重要な社会的評価だ。)リップサービスでキツイ仕事をいくら称えて持ち上げてみたところで労働の対価を低く抑えたままではうそ寒いとしかいえない。何の要因が市場の原則的な働きを阻んでいるのかちゃんと分析してからモノを言って欲しいものだね。本来必要な労働サービスに正当な対価として支払うことができる筈だった投資はどこへ行ってしまったのかという問題だよね?
ま、長期政権で教育委員を入れ替え、教育に介入して自分の意見を押し付けて東京都の教育環境を理不尽なものに変えつつある某東京都知事閣下のような例もあるので知事ともなると独りの妄想といえども影響は中々バカにしたものじゃない。困ったことに「道徳」とか「教育」と言われるとその内容を合理的に検討することもなく無条件で支持に走るような「昨今の社会問題を見るに、今時の若者はなっちょらん!」とか言う層も一定数いるわけだしね。もし妄想がこのまま暴走して妙な政策を始めてしまったら、宮崎県の若者は自分で投票できたわけでもないタレント知事様にいいように引きずり回されることになるわけでお気の毒様としかいいようがないね。
Wikipediaのそのまんま東の項の不祥事の節に書いてあるようなことを覚えている私と同じ年代以上の年齢の人間の中には、若者の規範意識云々の話を「今時の若者だって、オマエさんにだけは言われたくないだろうよ」と思った人が私以外にもいたんじゃないかね。選挙の「禊」を経て知事様になったから昔のことは棚上げなのか、それとも自分が若い頃に好き勝手に暴行や淫行事件を起こして酷かったから他人も強制的に矯正してやらないといけないほど酷い筈だと思うのか…。
(たけし軍団ってひょっとして名前どおりに規律正しい軍のような組織であって「学校教育が補えない中で、心身を鍛錬する場」であり、そのメンバーとして知事様は心身が鍛錬されたとでも?w 万が一仮にそうであったとしても東知事はたけし軍団に志願したわけで別に強制徴募されたわけじゃないよね?)
まぁ、徴兵にせよ、徴農にせよ、相手が若ければ、教育の名の下に一律強制徴募して働かせることに何の疑問も感じない、人権感覚の希薄な人が知事になっちゃったんだってことはよくわかった。
「この国の道徳観の崩壊を心配しての発言と解釈してほしい」とした上で、知事は「例えば徴農制とかで一定期間、農業を体験するとか、介護、医療、災害復興の手伝いなどをある程度強制しないと今後の担い手不足、社会構造の変化に付いていけないと危惧(きぐ)している」(←リンク先の記事から引用した知事発言)
今の現役世代が引き起こした結果を若者(次世代)に強制労働させて「解決」ってどんな無責任な政策だろうか?年齢を理由に十把一絡げに不道徳者扱いされた挙句、裏づけ希薄な思いつきで教育と称して強制労働の義務をホイホイ追加で課されちゃ、若者じゃなくたってたまらんだろうよ。
本質は経済的、政治的であるような問題を「道徳」や「教育」という耳障りが良くて反論しにくい言葉を被せて隠蔽し、反論しにくい立場にある人間へ責任を押し付けてにして責任逃れを図るんて実に悪質なやり口だ。
その昔、「3K」が喧伝されたときもまるで若者の気風や教育のせいのように言う風潮があったが、担い手がないのはその分野の産業に必要な投資がなく、他の職業と比較して十分に労働の対価が払われないからだろうに。市場原理が本当に正しく働いているなら人手不足のジャンルでは支払われる対価が上がるはずだがそうなっていないから人手不足は解消しない。仕事がしんどい上に社会的評価まで低い仕事に自発的に就きたがる人間が沢山居る筈があるだろうか?(労働の対価は重要な社会的評価だ。)リップサービスでキツイ仕事をいくら称えて持ち上げてみたところで労働の対価を低く抑えたままではうそ寒いとしかいえない。何の要因が市場の原則的な働きを阻んでいるのかちゃんと分析してからモノを言って欲しいものだね。本来必要な労働サービスに正当な対価として支払うことができる筈だった投資はどこへ行ってしまったのかという問題だよね?
ま、長期政権で教育委員を入れ替え、教育に介入して自分の意見を押し付けて東京都の教育環境を理不尽なものに変えつつある某東京都知事閣下のような例もあるので知事ともなると独りの妄想といえども影響は中々バカにしたものじゃない。困ったことに「道徳」とか「教育」と言われるとその内容を合理的に検討することもなく無条件で支持に走るような「昨今の社会問題を見るに、今時の若者はなっちょらん!」とか言う層も一定数いるわけだしね。もし妄想がこのまま暴走して妙な政策を始めてしまったら、宮崎県の若者は自分で投票できたわけでもないタレント知事様にいいように引きずり回されることになるわけでお気の毒様としかいいようがないね。
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