先にも書いたようなわけで1ヶ月失業の後、5/1に再就職はしたものの次の給料日は5月末(遅配見込み)という状況。良く考えたら月末までは収入がないので金欠は続く。(とはいえその給料も3月までから言えば3割減なのであるが。)
このため、連休は読書(主に既に買って積んであった分)とネトゲ(Final Fantasy XI:既に支払ってあった分)で消えた。(部屋の片づけという意見もあったが、それにも施設整備のための軍資金がいるのであった。)
読んでたのは:
このため、連休は読書(主に既に買って積んであった分)とネトゲ(Final Fantasy XI:既に支払ってあった分)で消えた。(部屋の片づけという意見もあったが、それにも施設整備のための軍資金がいるのであった。)
読んでたのは:
- 「ミトコンドリアが進化を決めた」
- ニック・レーン 著, 斉藤 隆央 訳, みすず書房 刊, 2007/12/22
(Amazon)
ミトコンドリアが細胞内共生に由来するという説そのものは「細胞の共生進化―初期の地球上における生命とその環境」(Lynn Margulis 著, 永井 進 訳, 学会出版センター刊, 1985/09(初版), [Amazon 第2版(上)][Amazon 第2版(下)]) で昔読んだことがあったのでそこは驚かなかったのだが、その後の進展としてどのようにしてそう進化しえたかというあたりのまとめ、さらにはそれとその後の多細胞生物の進化、特に細胞死の仕組みへのつながり、そこからさらに医療的応用への言及が興味深かった。
丁度連休突入直前、4月失業期間中に「恐竜はなぜ鳥に進化したのか―絶滅も進化も酸素濃度が決めた」(ピーター・D. ウォード 著, 垂水 雄二 訳, 文藝春秋 刊, 2008/02, [Amazon]) を読んだところだったのでさらに興味深かった。
ミトコンドリア本は細胞レベルの、恐竜本は動物の体制レベルでの呼吸と進化の関係について述べられているので併せて読むと特に面白いように思う。(ただ、恐竜本は平易に書かれているし興味深い内容なのだが、どうも推敲が不十分なようで段落構成が悪く若干読みにくい。原著からそうなのか翻訳のせいなのか私には判断できないが、訳者あとがきからすると原著からそうである様子もある。) - 「白い兎が逃げる」
- 有栖川 有栖 著, 光文社 , 2007/01/11
(Amazon)
国産ミステリ。ネタバレしてもアレなので中身には触れない。ミステリとしてのデキももさることながら、私は個人的に名探偵役と助手役の掛け合いがけっこう好きなので火村と有栖川のヤリトリも結構気に入っている。 - 「悪意」
- 東野 圭吾 著, 講談社 刊, 2001/01
(Amazon)
国産ミステリ。ネタバレしてもアレなので中身には触れない。面白かったんだけど私の技量ではネタバレしないように面白さを説明できない。 - 「ダンタリアンの書架 3」
- 三雲 岳斗 著, 角川グループパブリッシング 刊, 2009/05/01
(Amazon)
いわゆるラノベ。基本的にドレス着た口の悪い物知りツンデレに弱い私。
同系列では 「GOSICK―ゴシック」 (桜庭 一樹 著, 富士見書房 刊, 2003/12, [Amazon])シリーズのヴィクトリカあたりにも弱い。(しかしGOSICKは作者が直木賞作家になっちゃったがラノベの続きは出るんだろうか?)
PR
トラックバック
トラックバックURL: